小さい頃にカブトムシを育てた事がある方は沢山いるかと思います
今でも好きな方は趣味も兼ねて、少しの小遣い稼ぎにしてみませんか?
なぜ少しかというと、飼育代もかかってしまうからです。少しネックですね。
空いている部屋があったりスペースが余っている方は是非おすすめしたいです。
残念ながら手間もかかる為、稼ぎ目的だけではやっていけません。
同居人や家族が居る方は必ず許可をとってからにしましょう!
子どもと楽しみながらできると一番良いですね。
【まずは成虫ペアを購入!飼育も楽しみましょう】
まず初めにオススメの昆虫ですが、「ヘラクレスオオカブト」になります。
そう、カブトムシの王様です。
よくホームセンターで見かける国産カブトムシは採取もでき、簡単に手に入ることから単価も非常に安くてオススメしません。
まずはできる限り安くでヘラクレスオオカブトのペアを購入しましょう。
なんと血統なるものがいくつかあり、大きく育つ傾向があることから高いです。
昆虫ショップにいくと様々な種類が売っていますが割高なのでヤフーオークションがオススメです。
高くて大きい血統のあるペアだと売れやすいですが、初期投資もかかるのは忘れないようにしてください。
でも育てる意味でも迫力は抜群なのでカブトムシ好きにはオススメでもあります
育て方は国産カブトムシと同じですが、日本の夏の常温である36℃は危険です
外には必ず置かず、25℃くらいの室温を保てる場所が一番良いです
飼育容器も大きいのが必要になります。
【何を売るの?】
何を販売していくかというと「幼虫」になります
血統があるとたまに「幼虫の販売はお断り」というふうな文言があることも注意です
ヘラクレスオオカブトは国産カブトムシ並、もしくはそれ以上に卵を産みます
ペアリング(交尾)や産卵セットは普通の国産カブトムシと変わりありません
生涯100個以上産卵することもあり、1週間に1度は卵を探してプリンカップに移動、また産卵セットを組んでメスをいれる・・・の繰り返しです
3日に1度でも10個以上回収することもよくありました
しかし、何個産んでも無精卵といって孵化しないこともあります
その場合は再ペアリングや運が悪かったと思い、成虫の買い直しです
1か月ほどすると幼虫が孵化してきます
大体の孵化日も記入しておきましょう
100均でプリンカップが売っているので、1頭ずつマットと一緒にいれて成虫と同じ温度で管理しておきます
【ついに販売!時期も実は大事】
ある程度大きくなったらついにオークションに出品です!
ちなみに子どもの影響でしょうが、夏になるにつれて売れやすく、また値段も高めで売れます。
夏は子どもの影響でカブトムシやクワガタにハマる大人も続出します
という私もその一人だったりします。
幼虫は、私の場合4頭セット2000~3000円ほどで売っていました
孵化日や親が何㎝だったかを詳細に記入しておきます。
私の場合は成虫は2ペアを用意、1ペアは無血統、1ペアは血統有で、オークション形式というより基本的に即決も設定していたことが多かったです
ジモティーで直接販売することもありましたよ。
早く売ってしまわないとプリンカップだらけになり、大変でした
気分や在庫の関係もあり、安くで販売することも
でも続々と売れる感覚は楽しかったです
【稼げるのか?】
正直利益がたくさん!というふうにはなりません
幼虫用のマット、ゼリー、成体、飼育ケース、電気代、梱包費用等。
ランニングコストもある程度かかります。
でも元はとれていて、飼育を楽しみつつ、飼育代も稼げて、一石二鳥!という感じでした
他の外国産カブトムシやクワガタで好きな昆虫がいたら、同じように増やしつつ、余った分は売る!という感じでやってらっしゃる方も多いです
ランニングコストを抑えて、部屋も一式虫部屋にしている友達は私以上に稼いでいます
ただ、時間もその分とられるのでやはり楽しみながらやるのが一番ではないでしょうか
自分が育てたカブトムシやクワガタを羽化させて成体を販売するのもあります。
その場合、飼育代がかかりますが幼虫より高く売れ、また子が旅立つような感覚です
成体まで育てると滅多に見れない孵化や羽化のシーンを見れたりするので生き物の神秘を感じます!
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
特別稼げる副業ではないのでオススメ!までは言いませんが、虫好きな方だと楽しみながらできる副業のうちのひとつです。
やっていて思ったコツは如何に他のコストを抑えるかだと思いました
最初はゼリーやマットなどを少し高いものを使用したりしていて、結構お金を使ってしまいましたが、今は産卵中のメスだけに良いゼリーを使ったり、まとめ買いで安く抑えたりなどしてコストを抑えています
ほとんどネットで購入できるので送料が安いのを選んだり、質がよさそうなものを吟味したり、そういう試行錯誤も楽しかったです
オークションや昆虫ショップの販売サイトを見ていると、こんなに種類がいるんだと驚かせられますよ。
今では本業が忙しくなり、世話の時間が中々とれないので飼育数も減らしていますが、全盛期はカブトムシ・クワガタだらけでした!
夜になると一斉にガサガサ・ブンブンしていたのも今では良い思い出です
コツコツとした作業が嫌いじゃ無い方やお世話が好きな方、一番は虫が好きな方は一度やってみてはいかがでしょうか?
楽しみながらお金を稼げるのは幸せなことだと思います
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