2022年2月2日に衝撃の改悪が行われました
楽天証券の購入を楽天カードのクレジットカード払いにするだけで月に最大500ポイント貰えてたのが、ほとんどの方は100ポイントしか貰えなくなりました
先日は保有残高数につくポイントが改悪されたばかりです
このまま楽天証券にいていいのか?と不安になってる方に詳しく解説していきます
結論からいうとSBI証券に乗り換えた方がお得ですが、NISAとiDeCoはデメリットもあります
知らずに乗り換えて損をしないようにぜひ最後まで見ていってください
楽天証券の3つの改悪
楽天カードのクレジット払いで1%還元が0.2%還元に
楽天カードで楽天証券の積み立てをすると5万円まで100円につき1ポイント貰えていたのが500円につき1ポイントになりました
つみたてNISAをマックスの40万円行うだけで月に333ポイント、年間で3,996ポイント貰えてました
これが9月からは月に66ポイント、年間で792ポイントしか貰えなくなります
5分の1しか貰えないという…
保有残高に応じて貰えるポイントが1回のみに
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20211227-02.html
毎月月末時点の残高に応じて貰えていたポイントが初回到達の1回のみに改悪されました
月末時点で100万円の保有残高があれば毎月20ポイント、年間で240ポイント貰えてました
これが初めて100万円に到達した時点で100ポイントが1回のみに変更されてしまいました
その後も100万円ごとに100ポイントが1回貰えるだけ
大したことない変更に見えるかもしれませんが、つみたてNISA勢でも15年間で15,000円程度貰えるはずだったポイントがわずか590ポイントになります
今時点で400万円運用している人は年間1,800ポイントだったのがほぼ0ポイントになります
残高が多いほど損する額が増えていきます
最後の改悪はSPU
今までは500ポイントのポイント投資を行うことでSPUプラス1倍でしたが、4月からは30,000円以上の投資信託に1ポイント以上のポイントを使うことで0.5倍に変更になります
今までは金額に関わらず500ポイントのポイント投資するだけでしたが、これからは毎月30,000円以上の投資が必要になります
それでも0.5倍…
別でアメリカ株投資にポイント使うと更に0.5倍で今までどおり+1倍貰えます
今までどおりの+1倍貰うためには最低でも6万円の投資額が必要になります
1万円や2万円で投資されてる方はSPUが0倍になる大幅な改悪になります
クレジット払いのポイントは猶予措置あり
クレジット払いの0.2%ポイント還元への改悪は9月からですが、8月からは楽天カードからチャージした楽天キャッシュ払いで1%ポイント還元になります
楽天カードで楽天キャッシュにチャージして、楽天キャッシュで楽天証券に支払い
はい、訳わかりませんね
8月までにはオートチャージ機能つくとは思いますがひと手間増える上に期間限定です
2022年まではキャンペーンで1%還元ですが、2023年からは0.5%還元程度になる予定とのこと
今まで楽天カードで支払いするだけで1%還元だったのに、楽天キャッシュは期間限定キャンペーン
なんだかなぁーとは思いますが、設定さえすれば今年中は1%のポイントバックが貰えます
ちなみに楽天カードと楽天キャッシュで最大10万まで積立可能ですが、もらえるポイントは0.35%の350ポイントです(キャンペーン終了後)
10万円積立ても今までの楽天カード積立で貰えるポイントより少ないです
楽天カードの0.2%ポイント還元改悪は全てではない
0.2%ポイントバックになるのは販売代行手数料0.4%以下の投資信託のみです
販売代行手数料0.4%以上の投資信託は今までどおりの1%バックになります
注意しないといけないのは信託報酬手数料ではなく投資信託手数料の中の販売代行手数料になります
例えばeMAXIS 全世界株式インデックス(Slimのついてない方ですね)の場合
https://member.rakuten-sec.co.jp/app/info_fu_invest_detail.do;BV_SessionID=58806AC133EEFF2D8F6FFF9C2C90F45A.a2268897?eventType=init&SS_URL=detail/&ID=JP90C00074C7
信託報酬0.66%ですが、信託報酬の中の販売代行手数料は0.319%
販売手数料が0.4%以下のため楽天カードの1%ポイントバックの対象外になります
商品にもよりますが、おおよそ信託報酬が0.7%を越えてくると販売代行手数料も0.4%以上になります
信託報酬を高いものに変えて1%ポイントバックもらった方がお得?
楽天カードで1%ポイントバックなら信託報酬0.7%払ってもお得!と思われるかもしれませんが、これは罠です
1%バックは月の投資額に対して、信託報酬は年間の保有残高に対してかかります
つみたてNISAを満額行った場合でみてみます
1年目は40万円の1%がポイントバックで4000ポイント
信託報酬は40万円の0.7%で2,800円になり貰えるポイントの方がおおくなりますが、2年目は4000ポイントに対し信託報酬5,600円と逆転します
20年目では4000ポイントに対して56,000円の信託報酬
先ほどのeMAXIS 全世界株式インデックスの信託報酬安い版であるeMAXISSlim 全世界株式(オールカントリー)では1万3千円
ポイント貰うより信託報酬安い方が大幅にお得になります
(20年後に利息0の場合で計算してます。利息ありで複利効果も含めると実際はもっともっと差が出ます)
目先のポイントにつられて信託報酬の高いものを選ぶのは本末転倒です
楽天は他にも改悪あり
楽天銀行の利息
楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジを行うと楽天銀行の利息が年間0.1%にアップします
これも改悪されました
今まではいくら預けても0.1%だったのが、300万円の上限がつきました
超えた分は0.02%から0.04%の利息になります
1000万円預けてると年間1万円の利息がついてたのが、4400円から5800円の利息になりました
メガバンクなどよりはマシですが、あおぞら銀行の0.2%と比べると大幅に見劣りするようになりました
使いやすさでは楽天銀行の方が上回っているとは言え、悲しい改悪になります
さらにSPUでの改悪
- 楽天保険の+1倍が終了
- 楽天ビューティーのポイント倍率が1倍から0.5倍に変更
- 楽天でんきの+1倍は終了済み
これだけに留まらず4月からは税別価格に対してポイントがつくようになります
1万円の買い物してポイント倍率が5倍だと500ポイントついていたのが4月からは454円になります
楽天さん、改悪しすぎです
これだけの改悪があってもまだまだ楽天経済圏の優位性は動きません
しかし楽天証券の優位性はなくなりました
SBI証券に変えるべき理由
毎月6万円以上投資して、楽天市場で100万円、200万円使う方以外はSBI証券をオススメします
SBI証券は投資額に対して0.5%から2%のポイント還元に加えて保有残高ポイント還元もあります
eMAXISSlim 全世界株式(オールカントリー)をNISAで満額つみたてした場合では
投資額40万円 年間ポイントバック2,000ポイントから8000ポイント
保有残高100万円のとき 年間ポイント還元 420ポイント
保有残高ポイントは当然年数がたつほど増えていきます
楽天カードより圧倒的にポイント貯まります
特にNISAやiDeCoはほったらかしで長期投資の方が多いので生涯ポイントは楽天証券とは比べ物になりません
SBI証券も改悪する可能性はある
ネット証券を牽引してきた楽天証券がこれだけの改悪をしたということはSBI証券も改悪をする可能性があります
特に保有残高ポイント(投信マイレージ)は近い将来改悪される可能性が高いです
しかし楽天証券ほどの改悪をするかと聞かれると、そこまではしないと思われます
SBIグループは三井住友グループと提携してスマホ証券に力を入れてます
全てグループ会社の楽天と違い別会社との提携も絡むのでそう簡単に改悪できない事情があるのです
しかも猛追してきていた楽天証券の口座数を引き離すチャンスでもあります
というか拡大フェイズで改悪する楽天がおかしいんですが…
そもそも楽天証券が改悪した理由
楽天証券が改悪した理由は自己資本比率規制もありますが、ひとえに楽天モバイルのせいです
楽天モバイルの赤字が驚異の3,000億円
それにより楽天グループも1,000億近くの巨額赤字を計上しました
2018年には10%以上あった自己資本率も5%を割り込みました
楽天モバイルの投資フェーズとはいえ年間売上を遥かに超える有利子負債を抱え、今後数十年にわたるドル箱の楽天証券すら改悪せざるを得なくなりました
2022年にはauとのローミング契約も終了し、多少楽になりますが、人口カバー率がようやく96%
他のキャリア並みの99%にするために過疎地や山間部など不採算確定地域に広げないといけないため、まだまだ費用がかかります。
2023年に黒字化すると三木谷さんは言ってますが、実現可能かは未知数です
それに比べてSBIは絶好調
売上は楽天グループの3分の1程度ながら利益額は1,000億円オーバー
新生銀行も連結子会社に入れて業績拡大中です
さらに全国の地銀に出資してます
地銀のお客さんをSBIに引っ張ろうとしてるんですね
ということは急いで改悪するよりは増やしてから改悪した方が利益は最大化されます
将来的には改悪されるとは思われますがしばらくは大丈夫です
改悪されたとしても楽天証券ほどではないと思われます
楽天証券からSBI証券に乗り換えるのは手数料がかかる?
投資信託を移管するためには元の証券会社に手数料を支払う必要があります
楽天証券はほとんどの投資信託の移管手数料を3,300円に設定してます
1件あたりですので複数の投資信託を乗り換える場合は意外と大きな支出になります
しかし今ならSBI証券の移管キャンペーンで楽天証券に支払った移管手数料が全額キャッシュバックされます
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_fund&cat1=fund&cat2=none&dir=info&file=fund_ikan_program_01.html
さらに外れなしの抽選で最低1,000ポイント、最大10万ポイントが当たるキャンペーンも行っています
無料で乗り換えれて,さらに最低1000円相当のポイントが貰える
しかもSBI証券の方がお得に使える!
もう乗り換えるしかない!!
しかし注意点もあります
SBI証券に乗り換えるときの注意点
注意点は5つあります
- 楽天市場の+0.5倍がなくなる
- 楽天証券アプリの方が使いやすい
- NISAは年内に1度でも枠を使っていたら来年からしか移管できない
- つみたてNISAの保有残高は移管できない
- iDeCoの移管は売却→再購入扱いになる
こう見るといっぱいありますが一つずつ見ると大きなデメリットはありません
まずは楽天市場の0.5倍(人によっては+1倍)ですがこれは月に2万円楽天市場で購入しても年間1200ポイント
SBI証券で貰えるポイントの方が多いです
SBI証券のアプリは人によりますが自分は使いづらいと感じます
が、つみたて放置勢は特に問題ありません
ここからが問題です
一般NISA・つみたてNISAの注意点
一般NISA・つみたてNISA問わず年内に1度でも楽天証券で購入していたら翌年からしか移管できません
一般NISAの場合は9月までに年内分を使い切って10月から翌年分を移管すると無駄なく使えます
ただし一般NISAはロールオーバーができなくなりますので一般NISAの方は移管しない方が得なことが多いです
つみたてNISAは移管はできますが、すでに積み立てた投資信託は動かすことはできません
今まで積み立てた分は楽天証券で運用しながら新たな積み立てはSBI証券でおこないます
楽天証券の運用分も非課税のNISA扱いなのでそこはご安心を
しかし、今まで積み立てた分の保有残高ポイントはもらえません
そして20年後に楽天証券でも積み立てている分があることを忘れてはいけませんw
iDeCoの注意点
iDeCoはそのまま移管はできません
移管時は1度売却後に再購入という流れになります
買ったときより値上がりしている時は問題ないですが、値下がりしている際はその時点で損失確定をしなければなりません
さらに移管中は運用ができないため、移管中に株価が上がると損します
しかしそもそもiDeCoは楽天証券で初めてはいけません
ほぼ同じ動きをするインデックスファンドでもSBI証券と比べて信託報酬が0.1%ほど高いからです
たかが0.1%と思われるかもしれません
しかし毎月2万円で年利5%、30年間積み立てるとなんと30万円も変わってきます
年間1万円の差が生まれます
もちろん積み立て額が多くなるほど、利回りが高くなればなるほど金額差は大きくなります
自営業者などは100万円以上の差がつくことも
iDeCoはほんの少し損しても将来を考えてすぐに移管しましょう
SBI証券に移管する際の裏技
裏技と言うほどのことではありませんがSBI証券に移管するときは先にSBI証券の口座を用意する必要があります
また三井住友カードも必須になります
そのまま作ってもいいのですが、ポイ活サイト最王手のモッピーを経由するとSBI証券の口座を作るだけで4,000円から6000円
さらに三井住友カードをつくると1800円から8000円相当のポイントがもらえます
さらにさらに三井住友カードのカード作成ボーナスまで含めると最大で25,000円が無料でもらえてしまいます
※貰えるポイントは時期により変動します
詳しくはモッピー公式サイトで確認して下さい
モッピー経由で楽天市場の買い物するだけでもSPUに加えてモッピーポイント+1倍
(モッピーポイントは1ポイント1円で現金にできます)
楽天証券の改悪分は取り戻せます
モッピーなどのポイ活サイトは一つあるだけで年間数万円から数十万円は得するのでこの機会に作っておくことをオススメします
モッピーはこちらのバナークリック!
友達紹介コード【BU57e1ff】を入れるとさらに2,000円分のポイントプレゼント
プレゼント条件は2ヶ月以内に5,000ポイント貯めるだけ
SBI証券と三井住友カードだけでも楽に超えますのでノーリスクで2,000円貰えます
【BU57e1ff】の【】内をコピーして使用下さい
SBI証券のクレカ決済、三井住友カードはどれがオススメ?
SBI証券はクレカの種類により0.5%から2%のポイントバックが入ります
オススメは0.5%バックの三井住友カード(NL)です
0.5%と1番少ない還元率ですが年会費無料となってます
もしくは三井住友カードゴールド(NL)
年会費は5500円で1%のポイントバックになります
三井住友カードゴールド(NL)の凄いところは一年間で100万円以上使うとその後の年会費が永年無料になります
クレカの支払いが多い方にはかなりオススメのカードになります
三井住友カードゴールド(NL)の裏技?
年間100万円!?そんなに使わないという方でも賃貸に住まわれてる方はチャンスです
最近増えてきた家賃のクレジットカード払いでも三井住友カードゴールド(NL)は使えます
比重の大きい家賃がクレカ払い出来れば年間100万円が見えてきます
家賃をクレカで払えるところはまだまだ少ないですが、初期費用はクレカ払いできるところは多いです
引っ越しを控えてる方は引っ越し費用と初期費用をクレカ払いにするなどの方法もあります
1年間だけ超えれば後は永年無料ですのでチャンスがあればチャレンジしてみてください
まとめ
楽天証券の改悪でSBI証券の優位性が際立ってきました
今から始める人はもちろん、すでに楽天証券で口座開設している人もSBI証券に乗り換えることで改悪された楽天証券よりもお得に投資ができます
今なら乗り換えキャンペーンでかかった費用は全額キャッシュバック、さらに最低1000円プレゼント中
移管は正直、面倒ですが一度設定するだけで後は自動でポイントが入ってきます
時給換算で数万円から数十万円変わりますので楽天証券で損をしたくない人はこの機会にぜひSBI証券を検討してみてください
移管する際はモッピー経由で大量ポイントゲットしてくださいね
紹介コード【BU57e1ff】を入力でさらに2,000ポイントゲット
最後に一言!
楽天さん消費者バカにしすぎです!
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