趣味で撮影した写真を売れることを知ってますか?
今回は写真撮影が趣味の南さんの体験談を見ながら写真を販売する方法を説明していきます
大きく稼げるわけではないですが、趣味を楽しみながらお小遣いを稼ぐ方法をご紹介します
それではいきましょう
趣味を副業に。写真を売ってお金を稼ぐ
私の趣味は写真撮影です
10年ほど前にカメラ教室に通い技術を学び、本格的な一眼レフカメラも購入しました
お城も好きなので、お城巡りと並行して写真撮影を行っています
最初は私が撮影した写真を誰かに見てほしいという思いが湧き上がり、当時流行っていたFacebookに写真を投稿したりしていました
Facebookは知り合いのみ閲覧できるようにしていましたので、知り合いから「いいね」やコメントがもらえることがすごく嬉しかったです。
今度は「知らない人にも私の撮影した写真を見てもらいたい」という欲求が出てきました。
そして写真を自由に投稿できるInstagramの存在を知りました。
Instagramでは全く知らない人に写真を見てもらいたいと思い、あえて知り合いとは繋がらず、ハッシュタグを付けて多くの人の目に触れるように写真を投稿していました
始めた頃は誰からも「いいね」はなかったのですが、日々投稿しているうちに同じ城好きな人たちから、「いいね」やコメントがもらえるようになりました
そして私と同じ城好きな人の輪が広がっていき、友達登録も100人を超えるようになりました
皆が「すごい」と思ってもらえる写真を投稿するために、休みの日は写真撮影によく出かけていました
あの頃は「いいね」が欲しくて欲しくてたまらないという気持ちで、撮影をしていたように思います
それはそれで満足していたのですが、また私の中である欲求がふつふつとこみ上げてきました。
「プロの写真家は無理だけど、今まで私が撮った写真でお金を稼ぐことはできないだろうか」と
当時副業に興味を持っており、趣味を活かした副業を始めることはできないか模索している時でした
その時に真っ先に思いついたのが写真の販売でした
写真販売のためにサイトに登録
ネットで調べてみると、個人が撮影した写真を審査に出し合格すれば、販売できるサイトがいくつかあることを知りました
どのサイトに登録しようか迷いましたが、せっかくだし2つのサイトで販売してみようと決めました。
「PIXTA」と「Adobe Stock」という写真販売サイトに登録し、手始めに5点ほどの写真を審査に提出してみました。
PIXTAとは
PIXTAは写真・動画・イラスト・音楽等のデジタル素材を投稿、販売できるサイトです
クリエイター登録数35万人、素材点数6500万を誇る国内最大級の写真マーケットプレイスとなっております
購入者登録数も49万人で国内最大規模。
写真販売するならまずはここ
「PIXTA」は国内の大手写真販売サイトで、登録者数も登録写真も多く、審査は比較的優しめです
審査が優しめな分、多くの写真が登録されているためライバルは多く、売れた際の料金も安めに設定されています
一方の「Adobe Stock」はアメリカのサイトで、最初アカウントを作成する際のやり取りは英語だったため、登録に手間がかかりました
こちらのサイトは審査が非常に厳しいのですが、売れた際の料金は他のサイトより高めに設定されています
Adobe Stockとは
Adobe Stock はPDFリーダーで有名なあのアドビです。
素材点数1億点以上の世界有数の有料ストックフォトサービスです。
現在では日本語登録も可能になり、7万点の無料素材もあり日本でも使いやすくなりました。
が、やはり海外の写真が多く日本人の登録者・購入者ともにまだまだ少ないです
そして世界の人たちの目に触れることができるのが最大の利点です。
試しに申請した5点は「PIXTA」は5点とも合格して販売が許可されましたが、「Adobe Stock」は2点のみしか通りませんでした
私のスキル不足を思い知り少し落ち込みましたが、ガッカリしている暇はありません
とにかく登録写真を増やさない限りは誰の目にも留まらないと思い、日々時間を見つけては自信のある写真の登録申請を行いました
初めて売れた写真
4ヶ月ほど経った時にはどちらのサイトにも50点以上の写真が登録されましたが、1枚も売れることはありませんでした
さすがにその時は気持ちも萎えてしまい、「わざわざ時間をかけて何をやっているんだ、結局は私の撮影した写真は自己満足で、需要がないってことか」とやる気を失いかけていました
そんな時、「Adobe Stock」の方で写真が1枚売れたというメールが来たのです
忘れもしません、「犬山城の天守閣」が初めて売れた写真です
その時に手にした金額は僅か0.33ドルでしたが、お金より誰かに私の写真が認められて売れたことがすごく嬉しかったです
自信と意欲を失いかけていましたが、写真の登録申請をこつこつと続けていくことにしました
初めて写真が売れてから9ヶ月ぐらい経ちますが、副業としてしっかり稼げているかと言われたら稼げていません
稼げていない、だけど趣味の延長
現在までに「PIXTA」で審査に出した写真の90%は合格し登録されていますが、「Adobe Stock」は審査が厳しく65%ぐらいです
登録された写真は両サイトともに450点ぐらいになりました
写真は週に1枚ほどは売れたりすることが多いのですが、いかんせん単価が安いので稼げていないのが実情です
この一年間で売れたのは35点ぐらい、稼げた金額は恐らく3,000円ぐらいでしょうか
今では写真を撮る際に、見てくれる人の目を引くような綺麗な写真や、あまり誰も撮っていないような写真を撮ってみたりして試行錯誤しています
まだ結果として出ていませんが、今後も登録写真を増やしていき、今年中には両サイトともに600点は登録していきたいと思っています
もちろん自己満足だけでは、商売は成り立ちません
写真を買う人の立場に立って、「どのような写真を求めているのか」を考えて撮らないといけないと思っています
もちろん城写真をメインにして、その他の珍しい被写体の写真も撮り、多くの人にダウンロードしてもらえるようになりたいと考えています。
趣味の延長として始めた副業なので、苦しみながら嫌々やりたくはありません
あくまでも「売れたらラッキー、でも売れるように私のできる範囲で頑張る」というスタンスで、今後も続けていこうと思っています
体験談をみての感想
南さんありがとうございました
写真販売はライバルも多く、あまり稼げる副業ではありません
しかし、あくまでも趣味の延長です
趣味を副業にする利点は時間をかけることがないことです
そもそも趣味としてやっていたことを副業として行うだけですので、新たに何かを始める必要がありません
そして何より楽しみながら出来る
これが一番大切ではないでしょうか?
南さんも稼いではいませんが、試行錯誤しながら楽しんでいる様子が伺えます
お金を稼ぐ理由が人生を豊かにすることであれば、南さんはすでに目的を達成していると言えます
僕たち副業ワーカーは本業があります。本業が生活の為であればせめて副業は楽しくやりたいものです
皆様もお金だけにとらわれずに自身の楽しめることで稼ぐ道を探してみるのはいかがでしょうか?
もしかしたら、あなたの趣味は意外とお金になるかもしれません
写真販売・購入をされてみたい方はPIXTAに登録を
写真・イラスト・動画素材販売サイト【PIXTA(ピクスタ)】このページの写真は南さんから提供頂きました。
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